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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻10号

1987年09月発行

増刊号 これだけは知っておきたい薬の使い方

Ⅴ 消化器疾患治療薬 消化性潰瘍および類縁疾患

128.制酸薬,鎮静薬の使い方

著者: 藤野雅之1

所属機関: 1山梨医科大学・第1内科

ページ範囲:P.2070 - P.2071

文献概要

制酸薬
 制酸薬は最も古くから消化性潰瘍の治療に用いられている薬剤であり,壁細胞より分泌された塩酸を中和することにより,消化性潰瘍の症状改善および治癒促進に有効な薬剤である.
 昨今,消化性潰瘍の治療にはヒスタミンH2受容体拮抗剤(以下H2ブロッカー)が万能であるかのごとき風潮があるが,H2ブロッカー中止後の高率の再発の問題をはじめ,H2ブロッカーの問題点が種々議論される現在,制酸薬による治療を見直す必要があろうと思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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