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増刊号 これだけは知っておきたい薬の使い方 Ⅴ 消化器疾患治療薬 消化性潰瘍および類縁疾患
130.上部消化管出血の薬物治療
著者: 野見山哲1
所属機関: 1海老名総合病院・内科
ページ範囲:P.2074 - P.2075
文献購入ページに移動とくに,胃・十二指腸出血例では,非出血例に比べ胃液pHは低く,また胃液pH6以下では内因性・外因性凝固能が低下し,さらに血小板凝集能も低下し血液の凝固機転の障害が起こることが知られ,ペプシンも同様のことが起こるといわれており,胃液と血小板凝集能と血液凝固能に対する影響からみた薬物止血法が積極的に行われるようになった.
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