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増刊号 これだけは知っておきたい薬の使い方 Ⅴ 消化器疾患治療薬 腹部手術後遺症
149.胃切除後の薬物治療
著者: 笠岡千孝1
所属機関: 1藤沢市民病院・外科
ページ範囲:P.2116 - P.2119
文献購入ページに移動 胃切除後の障害は,手術時の胃の切除範囲,再建術式などにより影響を受けるため,その内容は多方面にわたる,したがって,胃切除後症候群の定義,範囲は必ずしも明確ではないが,いわゆる胃切除後症候群とは術後,後期ないし遠隔時における障害に限るのが一般的である.
従来より諸報告にとりあげられている胃切除後症候群は,表1に示した内容である.この中から,薬物治療を必要とするものとして,①ダンピング症候群,②消化吸収障害,代謝異常(③貧血,④骨障害),⑤逆流性食道炎,および,⑥胃石などをとりあげた.
従来より諸報告にとりあげられている胃切除後症候群は,表1に示した内容である.この中から,薬物治療を必要とするものとして,①ダンピング症候群,②消化吸収障害,代謝異常(③貧血,④骨障害),⑤逆流性食道炎,および,⑥胃石などをとりあげた.
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