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増刊号 これだけは知っておきたい薬の使い方 Ⅵ 腎疾患治療薬 薬物投与の原則
153.腎障害患者における薬物投与の原則
著者: 佐中孜1
所属機関: 1東京女子医科大学・第4内科
ページ範囲:P.2132 - P.2133
文献購入ページに移動 腎不全患者では,①腎での排泄障害,②肝,腎における代謝異常,③血液脳関門での通過異常,④標的臓器,組織での感受性の亢進あるいは低下,⑤遊離型薬剤の増加などのために薬剤の中毒作用が現れやすい.したがって,実際の薬剤使用にあたっては,薬剤の体内動態,蛋白結合性,血液透析性などを知ったうえで,投与用量,間隔などを変更,決定する必要がある.
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