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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻10号

1987年09月発行

増刊号 これだけは知っておきたい薬の使い方

Ⅵ 腎疾患治療薬 薬物投与の原則

153.腎障害患者における薬物投与の原則

著者: 佐中孜1

所属機関: 1東京女子医科大学・第4内科

ページ範囲:P.2132 - P.2133

文献概要

 腎不全患者では,①腎での排泄障害,②肝,腎における代謝異常,③血液脳関門での通過異常,④標的臓器,組織での感受性の亢進あるいは低下,⑤遊離型薬剤の増加などのために薬剤の中毒作用が現れやすい.したがって,実際の薬剤使用にあたっては,薬剤の体内動態,蛋白結合性,血液透析性などを知ったうえで,投与用量,間隔などを変更,決定する必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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