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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻11号

1987年10月発行

文献概要

今月の主題 虚血性心疾患の最前線 狭心症のconventional treatment

抗血小板薬の使い方

著者: 吉田章1 神原啓文2

所属機関: 1三菱京都病院・心臓内科 2京都大学医学部・第3内科

ページ範囲:P.2347 - P.2349

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 虚血性心疾患の主たる背景となる冠動脈硬化巣の成立における血小板の役割として,Mustardらは,血管内皮細胞の損傷,血栓形成および平滑筋細胞の増殖を刺激する物質の放出が関与していると述べている.
 また近年,狭心症の不安定化および心筋梗塞の病態発生において,冠動脈攣縮とともに冠動脈内血栓形成が主な病像を呈し,血小板が重要な役割を果たしていることが明らかとなってきた,このような観点から,狭心症の治療薬としての抗血小板薬が注目されるようになった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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