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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻11号

1987年10月発行

今月の主題 虚血性心疾患の最前線

狭心症のconventional treatment

重症狭心症のCCU治療

著者: 本田喬1 谷野俊輔1

所属機関: 1東京女子医科大学付属日本心臓血圧研究所・循環器内科

ページ範囲:P.2352 - P.2357

文献概要

 今日,硝酸薬,カルシウム拮抗薬,β遮断薬などの抗狭心症薬が多数開発され,またPTCAや冠動脈バイパス手術(CABG)などによる治療も著しく進歩し,狭心症の治療は容易となり,その予後も改善されてきた.
 しかし,狭心症のなかには,種々の抗狭心症薬を,大量に,しかも数種類併用しても狭心症発作を予防することができなかったり,心筋梗塞(MI)を発症したり,突然死する例も少なからず認められる.このような重症狭心症に対しては内科的治療の工夫が必要であり,一方では内科治療の限界を知り,時期を失することなくPTCAやCABGを施行することが重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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