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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻11号

1987年10月発行

文献概要

今月の主題 虚血性心疾患の最前線 心筋梗塞のconventional treatment

社会復帰と生活指導

著者: 新田政男1 谷口興一1

所属機関: 1東京医科歯科大学・第2内科

ページ範囲:P.2376 - P.2377

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 心筋梗塞患者における日常生活の質的低下を最小限にとどめ,社会復帰に意欲をもつように指導し,社会的経済的損失を防止するべく努力することが大切である.社会復帰の指導は,患者の病状の程度,理解力,職種,役職などによりきめ細かに行う必要があり,たとえば不整脈や心不全を有する患者に軽症例と同じ運動療法を勧めてはならない1).個々の患者の立場をよく理解し,その病状をよく把握し,その病態について具体的かつ簡明に納得のいくように指導し,患者が希望と自信をもって有意義な社会生活が送れるように,懇切丁寧な説明を行うことが肝要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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