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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻11号

1987年10月発行

文献概要

今月の主題 虚血性心疾患の最前線 interventional treatment

狭心症に対するCABG

著者: 布施勝生1

所属機関: 1虎の門病院・循環器センター外科

ページ範囲:P.2384 - P.2387

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 1960年代後半に始まった冠動脈バイパス手術(CABG)は,狭心症に対する積極的な治療法としての役割を確立してきたが,他方,本症の原因である冠硬化症からみれば,あくまで姑息的な治療手段であることも明らかとなり,それに伴った問題点も指摘されてきている.また,1979年頃より始まった急性心筋梗塞に対する冠血栓溶解療法(coronary thrombolysis)と経皮的冠動脈形成術(PTCA)の普及は,CABGに大きな影響を与えてきている.そこで本稿では,現段階におけるCABGの適応,評価,問題点などについて述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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