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今月の主題 虚血性心疾患の最前線
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現在,血栓溶解療法にはUrokinase(UK)あるいはStreptokinase(SK)が使用されている.しかし,有効な結果を得るためには大量投与が必要で,そのため循環血漿中のfibrinogenをも分解させ,出血傾向を生じてしまう.最近の研究の成果により,新しい血栓溶解酵素としてtissue-typeplasminogen activator(t-PA)やPro-urokinase(Pro-UK)1)が実用化されつつある.両酵素はおもに血栓(fibrin)上でplasminogenをplasminに活性化するため,UKやSKよりも高い血栓溶解特性を示す特徴を有する.
本稿では,t-PAとPro-UKの構造と機能,および臨床治験成績について述べる.
本稿では,t-PAとPro-UKの構造と機能,および臨床治験成績について述べる.
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