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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻11号

1987年10月発行

今月の主題 虚血性心疾患の最前線

トピックス

PTCA後の病理組織像

著者: 森本紳一郎1 平光伸也1 水野康1

所属機関: 1藤田学園保健衛生大学医学部・内科

ページ範囲:P.2407 - P.2410

文献概要

 近年,経皮的冠状動脈拡大術(PTCA)が考案され1),一部の虚血性心疾患患者にとっては福音がもたらされたといっても過言ではなく,本法施行例は内外において増加の一途をたどっている.本法の利点は大きいが,その反面,合併症など不測の事態を生じることも少なくない.また,本法施行数カ月後に再狭窄をきたす例が約30%にみられる2)など問題点も多い.そこで本稿では,PTCAによる口径の拡大と再狭窄の機序3)を中心に,その病理組織像について簡単に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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