icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina24巻11号

1987年10月発行

文献概要

今月の主題 虚血性心疾患の最前線 座談会

心筋梗塞の治療をめぐって

著者: 上松瀬勝男1 光藤和明2 本宮武司3 山口徹4

所属機関: 1日本大学駿河台病院・循環器科 2倉敷中央病院・循環器内科 3東京都立広尾病院・循環器科 4三井記念病院・循環器センター内科

ページ範囲:P.2411 - P.2424

文献購入ページに移動
 山口(司会) 心筋梗塞の治療は,最近interventionが積極的に行われるようになってから非常に大きく変わってきました.本日は「心筋梗塞の治療をめぐって」と題して,とくに第一線の病院で最近どういう治療が行われているかということを中心として,先生方にお話を伺っていきたいと思います.
 とくにPTCRと呼ばれる血栓溶解剤を冠動脈内に注入する方法とか,あるいは最近ではPTCA(経皮的冠動脈形成術)をPTCRにひき続いて,あるいは直接に応用するということで,治療が非常に様変わりしました.こういう新しい治療法が加わってから,心筋梗塞の死亡率が減少したという印象があるのですが,いかがでしょうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?