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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻12号

1987年11月発行

文献概要

今月の主題 脳卒中up-to-date ベッドサイド診断の問題点

脳卒中部位診断のために知っておきたい症状—テント上病変

著者: 田川皓一1

所属機関: 1秋田県立脳血管研究センター・神経内科

ページ範囲:P.2518 - P.2522

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 X線CTの導入により脳卒中の診断は飛躍的に向上し,神経症候学に多大な進歩をもたらした.さらに近年になり,MRIやポジトロンCTが臨床に応用され,脳卒中で出現する神経症状の責任病巣や発現機序がより詳細に検討されるに至っている.しかし一方では,画像診断が余りに強力であるがゆえにベッドサイドの臨床診断が軽視される傾向にあるといえば,言い過ぎであろうか.本稿ではテント上の脳卒中の症状について,脳梗塞では閉塞血管別に,脳出血では病巣部位別に概説を加えることにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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