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文献概要
今月の主題 脳卒中up-to-date 補助診断法
DSAの利点・欠点
著者: 福住明夫1 奥寺利男1 吉川公彦2
所属機関: 1福岡大学病院・放射線診断部 2奈良県立医科大学・放射線科
ページ範囲:P.2530 - P.2533
文献購入ページに移動DSA(digital subtraction angiography)は,もともとは経静脈性に注入した造影剤を動脈相の像として得るため考案されたコンピューターを利用した画像処理法による新しい血管造影法で,濃度分解能に優れているため,静脈内注入による低濃度の造影剤でも血管画像を構成させることが可能となり,外来でも頭頸部血管撮影を安全に行えるようになった.その後,同画像処理を応用して経静脈性のみならず経動脈性にも,従来の選択的造影を必ずしも必要とせずに,大動脈弓や頸部動脈およびその分枝の血管造影像を得る方法として広く用いられている.
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