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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻13号

1987年12月発行

文献概要

今月の主題 免疫不全とAIDS 先天的免疫不全症

慢性肉芽腫症

著者: 小林正夫1

所属機関: 1広島大学医学部小児科

ページ範囲:P.2688 - P.2690

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 食細胞の終極的目的は侵入した異物を貪食・殺菌することで,種々の微生物感染症の防御に重要な役割を果たしている.細菌による重症・反復性感染を主徴とし,その病因が食細胞機能異常によると考えられる多くの先天性・遺伝性疾患が報告されている.本稿では,最も頻度の高い代表的遺伝性食細胞機能異常症である慢性肉芽腫症(Chronic granulomatous disease,CGD)について臨床と病因を中心に概説したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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