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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻13号

1987年12月発行

文献概要

今月の主題 免疫不全とAIDS 後天的免疫不全症

T細胞機能不全症をきたす疾患

著者: 四宮範明1

所属機関: 1国立小児病院・医療研究センター

ページ範囲:P.2714 - P.2716

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 免疫機構が種々の原因あるいは要因により異常をきたし,免疫系の活性化や,機能に変異を生じた状態が,後天的免疫不全症と考えられる.後天的免疫不全症のうち,T細胞機能不全症は,現象的には主に細胞性免疫の低下として認められる.液性免疫の主である免疫プロブリンの産生も,多くの場合T細胞系の調節を受けているため,T細胞機能不全の状態では異常をきたすこともある.
 後天的免疫不全症を惹起する種々の原因あるいは要因を表1に示した1).これらの原因とともに遺伝的素因の関与が考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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