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今月の主題 免疫不全とAIDS AIDS
AIDSの診断方法
著者: 行山康1
所属機関: 1東京大学医学部・物療内科
ページ範囲:P.2735 - P.2737
文献購入ページに移動AIDSの病態の根底にはHIVまたはHTLV-III(LAV)ウイルスの感染がある.このウイルスは細胞性免疫の主役を担うTリンパ球を特異的に障害する.このために起こってくる様々の免疫不全の症状がAIDSの病態を構成する.すなわちHIV感染が原因となって身体の感染抵抗性の低下,および細胞性免疫の低下が現れる病態をAIDSと定義しているのである.
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