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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻2号

1987年02月発行

文献概要

今月の主題 炎症性腸疾患とその周辺—診断と治療 概念・分類と問題点

Crohn病の診断基準と問題点

著者: 渡辺晃1

所属機関: 1国立仙台病院・消化器科

ページ範囲:P.196 - P.199

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 わが国でのCrohn病に対する考え方は1973年頃までは施設,研究者によってまちまちであり,混乱をきたしていた.しかるに1975年に「日本消化器病学会クローン病検討委員会」と「厚生省特定疾患クローン病調査研究班」が発足し,国際基準にしたがって概念を整理し診断基準を作成して以来,全国共通の考え方の下に,Crohn病の研究・調査が行われるようになっている.ここでは,最初にCrohn病の概念と診断基準について述べ,次に日本の集計と問題点について触れてみたいと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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