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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻2号

1987年02月発行

文献概要

今月の主題 炎症性腸疾患とその周辺—診断と治療 治療

炎症性腸疾患のEDとIVH

著者: 渕上忠彦1

所属機関: 1松山赤十字病院・消化器科

ページ範囲:P.258 - P.259

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 炎症性腸疾患の中でもCrohn病,潰瘍性大腸炎には特異的な薬物療法はなく治療に難渋する症例も多い.とくにCrohn病では術後の再発率も極めて高いので,Crohn病患者の治療方針の主眼は如何にして外科手術を避け,内科的治療にて長期間の寛解をもたらし,社会復帰を可能にするかにある.また,炎症性腸疾患患者は種々の程度の栄養障害を伴っているものが多く,栄養障害の改善と良好な栄養状態の維持も治療上不可欠の問題である.これらの難問題の解決にいささかの光明を与えてくれたのが腸管を安静に保つ栄養療法(IVH,ED)である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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