icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina24巻3号

1987年03月発行

今月の主題 甲状腺疾患—up-to-date

甲状腺機能検査

甲状腺ホルモン・データの読み方とその落とし穴

著者: 森徹1

所属機関: 1京都大学医学部・分子病診療学,第2内科

ページ範囲:P.390 - P.392

文献概要

 甲状腺ホルモンに関するin vitro検査としては,T3摂取率(T3U),T4,T3,fT4,fT3,リバースT3(rT3),サイログロブリン(Tg),TBGおよびTSHがあり,近くTSH受容体抗体(TBII)が加わる.一人の患者にこれら全部の検査をすれば問題は少なくなるが,保険適用,患者負担の軽減,無駄などを考えると,より少ない検査で必要な情報が得られることが望ましい.
 本項では,各検査法の長所,欠点を概説し,データを読む上での落とし穴的なポイントを示すとともに,セットの組み方について筆者の考えを述べ参考としたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら