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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻3号

1987年03月発行

文献概要

今月の主題 甲状腺疾患—up-to-date 甲状腺機能低下症

診断から治療への実際

著者: 石井淳1 池田斉2

所属機関: 1埼玉医科大学・内科 2埼玉医科大学総合医療センター・中央検査部

ページ範囲:P.432 - P.434

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 甲状腺機能低下症は,成人女子では全体の約1.4%に,男子では約0.1%に見られる比較的頻度の高い疾患である1).原因別に分類すると,甲状腺疾患によるもの(原発性),下垂体からのTSH分泌低下によるもの(二次性),および,視床下部からのTRH分泌低下によるもの(三次性)の3つに分けられるが(表11))参照),いずれの場合も,甲状腺ホルモンの分泌低下によって甲状腺ホルモン欠乏症状を呈する.本稿では,本症の95%を占める原発性甲状腺機能低下症を中心に,本症の診断,治療上,実際役立つと思われる事項について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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