文献詳細
文献概要
グラフ 消化管造影 基本テクニックとPitfall
胃(9)—Ⅱc型早期癌
著者: 西俣寿人1 西澤護2
所属機関: 1鹿児島大学医学部・第2内科 2東京都がん検診センター
ページ範囲:P.700 - P.707
文献購入ページに移動早期癌の中で一番多いのは陥凹型の早期癌ですが,早期癌のⅡcの上に潰瘍ができればⅢ型,潰瘍が治癒してくるとⅢ+Ⅱc型あるいはⅡc+Ⅲ型,潰瘍がもっと小さくなって,ほとんど瘢痕になってくるとⅡc型になる.瘢痕のないⅡc型もありますが,われわれが普通診断する場合に一番多く経験するのは,いわゆるⅡc型早期癌だと思います.
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