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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻4号

1987年04月発行

グラフ MRIの臨床

頭部(1)

著者: 藤澤一朗1

所属機関: 1京都大学医学部・放射線科核医学科

ページ範囲:P.708 - P.711

文献概要

 頭部は比較的固定が容易なため,撮像に時間のかかるMRIのよい適応となり,初期の段階から多くの報告がされている.CTと異なりMRIは,①断層面が自由に選択できる,②骨からのアーチファクトがない,③造影剤を用いることなく血管系を描出できる,④副作用がない,などの利点を有している.従来から劣っているといわれてきた空間分解能に関しても,近年,高磁場を用いることにより大幅な改善がみられ,脳内の微細な構造・病変の描出も可能になった.今回は,正常例ならびに代表的な脳内病変のMRI像を呈示し,MRIの特徴を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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