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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻5号

1987年05月発行

文献概要

今月の主題 内科医に必要な救急治療 症状を中心とした救急治療

頭痛

著者: 篠原幸人1

所属機関: 1東海大学医学部・神経内科

ページ範囲:P.778 - P.780

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 生来,頭痛を経験したことがない人はほとんどいない.内科外来受信者の10~15%は主訴が頭痛であるという統計もあり,特に急性突発性頭痛の中には救急治療を要するものも多い.
 頭部に感じるいたみの感受部位は,頭蓋内では硬膜や脳底部の比較的太い動脈,静脈の一部,一部の脳神経系や頸髄神経であり,頭蓋外では頭皮,筋膜,筋,骨膜,動脈,末梢神経,粘膜などである.これらの部位に対する牽引,圧迫,ひずみ,炎症や血管の拡張,筋収縮などにより頭痛は生ずる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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