文献詳細
文献概要
今月の主題 内科医に必要な救急治療 症状を中心とした救急治療
めまい
著者: 吉本裕1
所属機関: 1帝京大学医学部・耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.790 - P.793
文献購入ページに移動めまい急性期(発作期)の診断
激しいめまいの急性期には患者は激しいめまいのために身動きができず,さらに悪心・嘔吐を伴うことがほとんどであり,詳しい問診や診察はできない.したがってまず要点のみを簡単に問診し,検査も必要最小限のものにとどめて,めまいに対して応急的な処置をとることになる.
めまいの発作時に,最小限問診しておくべき事項は,①めまい発作時の状況,②めまいの性状,③経過,④原因あるいは誘因,⑤随伴症状-聴覚症状,自律神経症状,神経症状,心臓・循環器症状,⑥現在の状況,⑦既往疾患と治療内容などについてである.
激しいめまいの急性期には患者は激しいめまいのために身動きができず,さらに悪心・嘔吐を伴うことがほとんどであり,詳しい問診や診察はできない.したがってまず要点のみを簡単に問診し,検査も必要最小限のものにとどめて,めまいに対して応急的な処置をとることになる.
めまいの発作時に,最小限問診しておくべき事項は,①めまい発作時の状況,②めまいの性状,③経過,④原因あるいは誘因,⑤随伴症状-聴覚症状,自律神経症状,神経症状,心臓・循環器症状,⑥現在の状況,⑦既往疾患と治療内容などについてである.
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