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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻7号

1987年07月発行

文献概要

今月の主題 肝・胆・膵疾患の画像診断 疾患別による画像診断アプローチ

肝の良性腫瘍とその鑑別

著者: 森田穰1 斉藤博哉2

所属機関: 1北海道大学医療技術短期大学部・診療放射線技術学科 2北海道大学医学部・放射線科

ページ範囲:P.1240 - P.1249

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 肝臓は他臓器に比較して腫瘍発育の多い臓器ではあるが,肝原発良性腫瘍は悪性腫瘍に比してきわめて少なく,日常臨床上遭遇することは稀である.本症の鑑別診断の基本的概念は,良性・悪性の鑑別,良性腫瘍間の鑑別,真の腫瘍と腫瘍類似病変との鑑別の3点にある.
 本稿では,WHO,Edmondson,Hensonらの分類を参考に作製した肝良性腫瘍の分類(表1)に基づき,画像診断所見を中心に症例を呈示するとともに,先述した概念に基づく鑑別診断の要点を概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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