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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻7号

1987年07月発行

文献概要

グラフ MRIの臨床

肝疾患における超電導MRI

著者: 伊藤亨1

所属機関: 1京都大学医学部・放射線科核医学科

ページ範囲:P.1314 - P.1318

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 MRIは特殊な撮像方法を除いては撮像時間が長いため呼吸停止下における撮像が困難であり,それが主たる原因となって上腹部においては頭頸部ほどの鮮明な画像は得られない.しかしその特異的な濃度分解能によってもたらされる画像は魅力的であり,CTを凌駕する部分も多い.ここでは,主として肝の腫瘤性病変を中心に,CTとの対比をしながら述べてゆきたい.使用機種は超電導装置Signa(General Electric社製,1.5 Tesla)である.T1強調画像としてPS 600/25,プロトン密度強調画像,T2強調画像としてSE 2000/20,SE 2000/60(これら2つは同時に得られる)を得ている.撮像時間は,前者が10分16秒,後者が17分10秒である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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