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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻8号

1987年08月発行

文献概要

今月の主題 膠原病診療の実際 診断へのアプローチ

Overlap症候群とMCTD

著者: 西間木友衛1 粕川禮司1

所属機関: 1福島県立医科大学・第2内科

ページ範囲:P.1382 - P.1383

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 MCTDは1972年にSharp1)により提唱された疾患概念で,全身性エリテマトーデス(SLE),全身性強皮症(PSS)および多発性筋炎・皮膚筋炎(PM・DM)3疾患の臨床症状を部分的に重複し,かつ,抗nRNP抗体高値の血清学的特徴を示す疾患である.一方,SLE,PSS,PM・DM 3疾患間の重複は従来overlap症候群として扱われてきたもので,MCTDがクローズアップされるにつれoverlap症候群との関係が改めて問題とされてきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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