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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻8号

1987年08月発行

文献概要

今月の主題 膠原病診療の実際 話題の膠原病関連疾患

薬剤誘発ループス

著者: 岡田純1

所属機関: 1北里大学医学部・内科

ページ範囲:P.1400 - P.1401

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 薬剤誘発ループス(drug induced lupus)は,ある薬剤服用後,抗核抗体の陽性化とSLE様の臨床症状の出現が見られ,薬剤の服用中止により症状が消退するいわゆる医原病である.薬剤誘発ループスは,医原病ということで診療上重要であるだけでなく,代表的自己免疫疾患であるSLEの発症機序を考える上でも示唆に富む疾患である.そこで,本稿では薬剤誘発ループスの臨床的特徴をSLEと対比しながら述べると共に,最近の薬剤誘発ループスの考え方についても触れる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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