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文献概要
今月の主題 肝硬変と肝癌 肝硬変の病態と対策
肝硬変患者の管理
著者: 安倍弘彦1
所属機関: 1久留米大学医学部・第2内科
ページ範囲:P.1558 - P.1559
文献購入ページに移動 肝硬変の管理,治療にあたって問題となるのは,その原因と重症度である.
肝硬変の進展や予後は,その原因によっても異なり,管理,治療方針も異なってくる.原因を可及的に除くことにより,活動性の病変を非活動性とし,病変の進行を抑制できる.重症度に関しては代償期と非代償期に分けて考えることが便利である.代償期では非活動性の病変を示し,通院治療が可能である.しかし,非代償期では腹水,黄疸,出血傾向,肝性脳症などの肝不全症状が出現してくるため,入院加療が必要である.
肝硬変の進展や予後は,その原因によっても異なり,管理,治療方針も異なってくる.原因を可及的に除くことにより,活動性の病変を非活動性とし,病変の進行を抑制できる.重症度に関しては代償期と非代償期に分けて考えることが便利である.代償期では非活動性の病変を示し,通院治療が可能である.しかし,非代償期では腹水,黄疸,出血傾向,肝性脳症などの肝不全症状が出現してくるため,入院加療が必要である.
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