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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻9号

1987年09月発行

文献概要

今月の主題 肝硬変と肝癌 肝硬変から肝癌へ

肝癌発生のRisk factor

著者: 小林健一1 服部信1

所属機関: 1金沢大学医学部・第1内科

ページ範囲:P.1560 - P.1562

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 本邦における肝癌の年間死亡数は約19,000人と見積られており,その90%は肝細胞癌である.したがって,本項では肝細胞癌(肝癌)のRiskfactorについて述べる.
 肝癌のRisk factor背景因子としては,これまでの研究から肝硬変,B型肝炎ウイルス,土壌中に含まれるカビ毒であるアフラトキシン,男女差,アルコールなどがあげられる(図1).特殊なものとして,トロトラスト,塩化ビニール,経口避妊薬(pill),日本住血吸虫なども原因として考えられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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