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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻9号

1987年09月発行

文献概要

今月の主題 肝硬変と肝癌 肝硬変から肝癌へ

実験肝癌のヒト臨床への応用

著者: 沖田極1 黒川典枝1 山崎隆弘1

所属機関: 1山口大学医学部・第1内科

ページ範囲:P.1574 - P.1576

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 肝臓の生物学的特性を考慮した実験肝癌の研究,換言すればヒト肝癌を意識したモデル実験の研究はα-フェトプロテインの発見以後といって過言ではない.肝細胞癌の頻度の高い本邦では,とにかく肝細胞癌の早期診断法の確立は重要であり,もし実験肝癌というモデル実験がそれに対してなんらかのヒントを与えてくれるならば,臨床家にとって大変意義深いものとなる.筆者はこのような観点から肝発癌研究を行っており,その概要について紹介してみる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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