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文献概要
今月の主題 肝硬変と肝癌 肝癌の診断
細小肝癌の病理
著者: 内田俊和1 島村善行2
所属機関: 1日本大学医学部・第1病理 2国立療養所松戸病院・外科
ページ範囲:P.1582 - P.1583
文献購入ページに移動細小肝癌の定義は国際的に取り決められていない.本邦では,一応直径3cmあるいは2cm以下の肝癌を細小(微小)肝癌としている.今後,肝癌の発生病理と進展様式,生物学的態度の一層の解明,および臨床的診断技術の進歩とあいまって,細小肝癌の定義が明確化していくと思われる.
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