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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻9号

1987年09月発行

文献概要

今月の主題 肝硬変と肝癌 肝癌の診断

細小肝癌の病理

著者: 内田俊和1 島村善行2

所属機関: 1日本大学医学部・第1病理 2国立療養所松戸病院・外科

ページ範囲:P.1582 - P.1583

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 肝癌には原発性と続発性(転移性)があり,原発性は更に肝細胞癌と胆管癌に分けられるが,本稿では肝細胞癌のみに触れる.
 細小肝癌の定義は国際的に取り決められていない.本邦では,一応直径3cmあるいは2cm以下の肝癌を細小(微小)肝癌としている.今後,肝癌の発生病理と進展様式,生物学的態度の一層の解明,および臨床的診断技術の進歩とあいまって,細小肝癌の定義が明確化していくと思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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