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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻9号

1987年09月発行

文献概要

今月の主題 肝硬変と肝癌 肝癌の診断

画像診断

著者: 坂口正剛1

所属機関: 1福岡大学医学部・第1内科

ページ範囲:P.1592 - P.1597

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 近年,肝癌の診断に占める画像診断の重要性が高く評価されている.事実,教室における成績では,108例の肝細胞癌(HCC)のうち75例が画像診断により初めてその存在が疑われている1).この高い評価は,一つには診断装置の改良に負うところが多い.
 本邦における各種画像診断装置の製品化の歴史をみると,核医学(RI)におけるシンチレーションカメラが1963年,超音波(US)の電子スキャナーが1976年,全身性computed tomography(CT)装置が1978年,magnetic resonance imaging(MRI)が1983年と,つい最近のことである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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