icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina24巻9号

1987年09月発行

文献概要

今月の主題 肝硬変と肝癌 肝癌の治療

肝癌に対する油性制癌剤動注療法

著者: 今野俊光1 大塚憲雄1 牧祥二郎1 山崎謙治1 岩井顕1 木村正美1

所属機関: 1熊本大学医学部・第1外科

ページ範囲:P.1608 - P.1611

文献購入ページに移動
 Lipiodol ultrafluid(以下Lipiodolと略す)を動脈内に投与すると選択的に肝細胞癌に長く停滞することを見出し(図1)1),このLipiodolの性質を利用し,Lipiodolを制癌剤のcarrierとして用いたtargeting chemotherapyの開発を試み,target-ingの成立とともに著明な抗腫瘍効果と副作用の軽減が得られたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら