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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻9号

1987年09月発行

文献概要

今月の主題 肝硬変と肝癌 肝癌の治療

免疫療法

著者: 樋口清博1 井上恭一1

所属機関: 1富山医科薬科大学・第3内科

ページ範囲:P.1612 - P.1614

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 これまでの肝癌の免疫療法には,それ単独で治療に用いられるほど有効な治療法は存在していなかった.そのため,手術後あるいはTAE療法後に,また化学療法剤と併用して免疫賦活剤を使う場合がほとんどであった.しかし最近になり,細胞間の情報伝達に関与する可溶性因子である各種サイトカインの使用が可能となり,この状況が変わりつつある.
 癌の免疫療法として,これまで行われているもの,また考えられるものをまとめたのが表である.以下この表にそって,実際の肝癌の免疫療法に関して述べることとする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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