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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻1号

1988年01月発行

文献概要

今月の主題 白血病とリンパ腫 診断のすすめ方

モノクローナル抗体によるリンパ腫の分類

著者: 佐々木なおみ1 難波紘二2

所属機関: 1呉共済病院・臨床病理科 2広島大学総合科学部

ページ範囲:P.34 - P.38

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 1980年代におけるモノクローナル抗体の実用化により,組織切片でのT,Bリンパ球の同定が容易となり,悪性リンパ腫(ML)の免疫学的研究に著しい進歩が認められた1).過去3回のヒトリンパ球の分化抗原に関する国際ワークショップを経て,モノクローナル抗体自体の整理も進んだ.表1に主なモノクローナル抗体のCD(Cluster of Differentiation)番号,抗体名,反応性を示す.現在では,ホルマリン固定,パラフィン切片で染色可能な抗体が市販されており(MT-1,MB-1,UCHL-1など),多少の例外はあるが,日常の検査では有用である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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