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文献概要
今月の主題 白血病とリンパ腫 白血病の治療
シタラビンの使用法(大量vs少量)
著者: 吉田稔1
所属機関: 1自治医科大学・血液科
ページ範囲:P.74 - P.75
文献購入ページに移動近年,治療抵抗性ANLLに対する大量のara-C投与による耐性克服の試みが行われ,その有効性が確認された.一方,従来の多剤併用療法による有効率が低い高齢者白血病や骨髄異形成症候群(myelodysplastic syndrome;MDS)に対してara-C少量療法が試みられ,内外で広く普及している.本稿では,ara-Cの種々の使用法について,その適応と問題点などについて述べる.
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