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文献概要
増刊号 診断基準とその使い方 I.循環器
1.狭心症
著者: 内藤政人1
所属機関: 1国立東京第二病院・循環器科,生理科
ページ範囲:P.1676 - P.1677
文献購入ページに移動■狭心症の診断基準
New York Heart Associationの「心臓血管疾患の分類命名法および診断基準」に,生理学的診断項目の1つとして記載されている狭心症候群の内容を表1に示す.これを基にして病歴のみから狭心症であるか否かの診断を行った後,その起こり方,時間的経過を考慮に入れて,労作,安静,不安定狭心症のいずれのタイプに相当するかを考える.この場合,国際心臓学会/WHO専門委員会による虚血性心疾患の分類(表2),アメリカ心臓学会の不安定狭心症の分類(表3)を参考にする.
New York Heart Associationの「心臓血管疾患の分類命名法および診断基準」に,生理学的診断項目の1つとして記載されている狭心症候群の内容を表1に示す.これを基にして病歴のみから狭心症であるか否かの診断を行った後,その起こり方,時間的経過を考慮に入れて,労作,安静,不安定狭心症のいずれのタイプに相当するかを考える.この場合,国際心臓学会/WHO専門委員会による虚血性心疾患の分類(表2),アメリカ心臓学会の不安定狭心症の分類(表3)を参考にする.
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