文献詳細
文献概要
増刊号 診断基準とその使い方 I.循環器
14.Eisenmenger症候群
著者: 半田俊之介1 古野泉1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部・内科呼吸循環科
ページ範囲:P.1715 - P.1715
文献購入ページに移動■疾患概念
先天性心疾患(表1)として大動脈-肺動脈,左右心室あるいは心房いずれかに短絡があり肺血管抵抗が上昇して体血圧レベルの肺高血圧症をきたし,左右短絡が右左短絡に逆転した症例および両方向性短絡となっている症例をEisenmenger症候群と定義する.
先天性心疾患(表1)として大動脈-肺動脈,左右心室あるいは心房いずれかに短絡があり肺血管抵抗が上昇して体血圧レベルの肺高血圧症をきたし,左右短絡が右左短絡に逆転した症例および両方向性短絡となっている症例をEisenmenger症候群と定義する.
掲載誌情報