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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻10号

1988年09月発行

増刊号 診断基準とその使い方

II.呼吸器

9.過敏性肺臓炎(夏型過敏性肺臓炎を中心に,職業性のものも含めて)

著者: 安藤正幸1

所属機関: 1熊本大学医学部・第1内科

ページ範囲:P.1754 - P.1755

文献概要

 過敏性肺臓炎は,アレルギー性呼吸器疾患の代表的なものの1つである.しかし,本症は,わが国では比較的新しい疾患であるために本症に対する認識が浅いこと,さらには本症の原因抗原を決定することが日常の臨床の場では容易ではないことから,本症の診断が常に正しく行われているとは言い難いのが現状である.したがって,過敏性肺臓炎の診断基準は,本症の臨床に不可欠な指標として重視されている.本稿では,わが国で最も多い夏型過敏性肺臓炎の診断基準を中心に概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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