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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻10号

1988年09月発行

文献概要

増刊号 診断基準とその使い方 II.呼吸器

17.睡眠時無呼吸症候群

著者: 成井浩司1 太田保世1

所属機関: 1東海大学医学部・第2内科

ページ範囲:P.1776 - P.1777

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 睡眠時無呼吸症候群は,睡眠中の生理的機能の総合的モニタリングを意味するポリソムノグラフィーに基づき診断される.ポリソムノグラフィーから睡眠中の呼吸循環機能や睡眠相など,様々な情報を捉えることができるが,現在用いられている睡眠時無呼吸症候群の診断基準では,睡眠時の無呼吸の出現頻度と出現様式が診断の決定因子となっている.しかしその研究の結果,無呼吸以外の睡眠時呼吸異常に伴う病態を捉える必要性や,睡眠時無呼吸症候群の診断に際し,加齢の影響を考慮する必要性などが理解されるようになってきた.本稿では,睡眠時無呼吸症候群の診断基準と診断方法,それらの方法が導入された経緯と問題点などについて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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