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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻10号

1988年09月発行

文献概要

増刊号 診断基準とその使い方 III.消化管

10.蛋白漏出性腸症

著者: 下山孝1

所属機関: 1兵庫医科大学・第4内科

ページ範囲:P.1804 - P.1805

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■概念
 蛋白漏出性腸症protein losing enteropathyとは,血漿蛋白(とくにアルブミン)が,腸粘膜から異常に大量に漏出し,4.0g/d/以下の低蛋白血症を惹起している状態を総称する症候群である.
 低蛋白血症の原因が腸からの蛋白漏出であることを証明して確診するが,しばしば血中の免疫グロブリンも低下している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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