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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻10号

1988年09月発行

増刊号 診断基準とその使い方

III.消化管

18.消化管ポリポーシス

著者: 武藤徹一郎1

所属機関: 1東京大学医学部・第1外科

ページ範囲:P.1824 - P.1826

文献概要

■診断基準
 消化管ポリポーシスは決して1つの疾患単位ではなく,その中に多数の性質の異なった疾患が含まれている.各疾患の診断基準はその病理組織学的所見に基づいており,しばしば誤解されているように,単にポリープの数,分布などによって決められるわけではない.したがって,消化管ポリポーシスの病理組織学的分類が診断の基礎として最も大切であるので,これを表にまとめておく(表).
 各疾患の組織像はそれぞれ異なるので,その概念ならびに診断基準は,次項で各疾患ごとに述べることにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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