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文献概要
増刊号 診断基準とその使い方 III.消化管
18.消化管ポリポーシス
著者: 武藤徹一郎1
所属機関: 1東京大学医学部・第1外科
ページ範囲:P.1824 - P.1826
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消化管ポリポーシスは決して1つの疾患単位ではなく,その中に多数の性質の異なった疾患が含まれている.各疾患の診断基準はその病理組織学的所見に基づいており,しばしば誤解されているように,単にポリープの数,分布などによって決められるわけではない.したがって,消化管ポリポーシスの病理組織学的分類が診断の基礎として最も大切であるので,これを表にまとめておく(表).
各疾患の組織像はそれぞれ異なるので,その概念ならびに診断基準は,次項で各疾患ごとに述べることにする.
消化管ポリポーシスは決して1つの疾患単位ではなく,その中に多数の性質の異なった疾患が含まれている.各疾患の診断基準はその病理組織学的所見に基づいており,しばしば誤解されているように,単にポリープの数,分布などによって決められるわけではない.したがって,消化管ポリポーシスの病理組織学的分類が診断の基礎として最も大切であるので,これを表にまとめておく(表).
各疾患の組織像はそれぞれ異なるので,その概念ならびに診断基準は,次項で各疾患ごとに述べることにする.
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