文献詳細
文献概要
増刊号 診断基準とその使い方 V.内分泌
34.Laron型小人症
著者: 高野加寿恵1
所属機関: 1東京女子医科大学内分泌疾患総合医療センター・内科
ページ範囲:P.1933 - P.1933
文献購入ページに移動■疾患概念と疫学
血中GH濃度が高値あるいは正常値にもかかわらず,臨床症状が下垂体性小人症と同様の様相を示す小人症は,その発見者の名をとってLaron型小人症と呼ばれている.第1例は1966年に報告されているが,現在までには数十例の報告がある.このタイプの小人症はユダヤ系の人が多くを占め,遺伝形式は常染色体劣性遺伝形式をとると言われている.
血中GH濃度が高値あるいは正常値にもかかわらず,臨床症状が下垂体性小人症と同様の様相を示す小人症は,その発見者の名をとってLaron型小人症と呼ばれている.第1例は1966年に報告されているが,現在までには数十例の報告がある.このタイプの小人症はユダヤ系の人が多くを占め,遺伝形式は常染色体劣性遺伝形式をとると言われている.
掲載誌情報