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文献概要
増刊号 診断基準とその使い方 VI.代謝
12.高アミノ酸血症
著者: 大柳和彦1
所属機関: 1札幌医科大学・小児科
ページ範囲:P.1976 - P.1977
文献購入ページに移動 高アミノ酸血症を来す疾患はフェニールケトン尿症をはじめ数多くの疾患が知られている.これらの疾患の成因は主に先天的な酵素異常に基づくものである.診断に当たっては血中のアミノ酸分析が不可欠で,確定診断には,肝組織,培養皮膚線維芽細胞,末梢血液などを用いて酵素学的検索を行うことによりなされる.表に高アミノ酸血症を来す疾患を挙げた.
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