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増刊号 診断基準とその使い方 VI.代謝
17.ポルフィリン症
著者: 佐々木英夫1
所属機関: 1山形大学医学部・第3内科
ページ範囲:P.1986 - P.1987
文献購入ページに移動 ポルフィリン症(ポ症)はポルフィリンの代謝障害に基づく症候を呈し,ポルフィリンまたはその前駆物質を大量に産生し,大量に排泄する疾患である.大半は遺伝性であるが,一部は症候性にも生ずる.本症はポルフィリン代謝障害のある臓器の差から表のごとく,骨髄型,肝型,骨髄肝型の3病型に大別されるが,臨床的には急性型と皮膚型に分けるほうが便利である.
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