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増刊号 診断基準とその使い方 VIII.膠原病・免疫・アレルギー
19.Graft versus host disease
著者: 高橋孝喜1 吉野谷定美2
所属機関: 1東京大学医学部付属病院・輸血部 2東京大学医学部付属病院・検査部
ページ範囲:P.2126 - P.2128
文献購入ページに移動移植片対宿主病(graft versus host dis-ease;GVHD)は,移植片(graft)中のリンパ球が宿主(host)内に生着し,提供者(donor)のリンパ球からみれば非自己(non-self)であるhostの組織を攻撃するという病態である.移植骨髄がhostに生着した場合にしばしばみられる骨髄移植(bone marrow transplan-tation;BMT)後のもの(BMT-GVHD)がよく知られている.
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