文献詳細
文献概要
増刊号 診断基準とその使い方 X.神経・筋
13.神経Behcet病
著者: 笹ケ迫直一1 糸山泰人1
所属機関: 1九州大学医学部・神経内科
ページ範囲:P.2224 - P.2225
文献購入ページに移動 Behget病(B病)は,再発性の口腔内アフタ,陰部潰瘍,皮膚病変,ブドウ膜炎を主症状とする原因不明の炎症性疾患である.
1937年のBehcetによるB病の提唱以来,それに伴う精神・神経症候は古くから注目されている.B病の中で神経系合併症の頻度は約10%と言われているが,そのうちその精神・神経症候が主症候となり,生命や機能的予後に大きな脅威となるものをneuro-Behcet's disease(N-B病)と定義してよいものと考える.
1937年のBehcetによるB病の提唱以来,それに伴う精神・神経症候は古くから注目されている.B病の中で神経系合併症の頻度は約10%と言われているが,そのうちその精神・神経症候が主症候となり,生命や機能的予後に大きな脅威となるものをneuro-Behcet's disease(N-B病)と定義してよいものと考える.
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