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文献詳細

雑誌文献

medicina25巻10号

1988年09月発行

文献概要

増刊号 診断基準とその使い方 X.神経・筋

33.周期性四肢麻痺

著者: 栗原照幸1

所属機関: 1東邦大学医学部・第4内科

ページ範囲:P.2272 - P.2273

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■疾患概念と疫学
 本疾患は発作性に繰り返して四肢の脱力が起こり,多くは完全に可逆性で,筋肉の脱力は脱分極性ブロックによって起こる.本邦では家族性に起こるものは6%と少なく,甲状腺機能亢進症に伴って男性に起こる場合が41〜56%と多い.発作時の血清K値により低K血性周期性四肢麻痺と高K血性周期性四肢麻痺がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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