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増刊号 診断基準とその使い方 X.神経・筋
36.Isaacs症候群,Schwartz-Jampel症候群,Stifl-man症候群
著者: 廣瀬源二郎1
所属機関: 1金沢医科大学・神経内科
ページ範囲:P.2280 - P.2281
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診断基準を表1に示す.
1.疾患概念と疫学
1961年Isaacsは,一見筋緊張(ミオトニー)に似ている持続性筋線維活動を特徴とする新しい症候群を報告し,Armadillo病の呼び名が適しているとした.次いで1965年Mertensらは同様の病態をNeuromyotonieと命名し報告した.
1978年までに22例の報告があり,発症は孤発性で,男性にやや多くみられ,発症年齢は新生児期から53歳までの報告があり,その80%は15〜25歳に発症している.
診断基準を表1に示す.
1.疾患概念と疫学
1961年Isaacsは,一見筋緊張(ミオトニー)に似ている持続性筋線維活動を特徴とする新しい症候群を報告し,Armadillo病の呼び名が適しているとした.次いで1965年Mertensらは同様の病態をNeuromyotonieと命名し報告した.
1978年までに22例の報告があり,発症は孤発性で,男性にやや多くみられ,発症年齢は新生児期から53歳までの報告があり,その80%は15〜25歳に発症している.
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